2025/5/20
Cornelius’s vision

  1. さて、カイサリアにコルネリウスと言う人がいて、イタリア大隊と呼ばれる部隊の百人隊長であった。
  2. 敬虔な人で、一家そろって神を畏れ、民に多くの施しをし、絶えず神に祈っていた。
  3. ある日の午後三時ごろ、コルネリウスは、神の天使が来て「コルネリウス」と呼びかけるのを、幻ではっきりと見た。
  4. 彼は天使を見つめ、怖くなって、「主よ、何でしょうか」と言った。すると、天使は言った。「あなたの祈りと施しは、神の前に届き、覚えられた。
  5. 今、ヤッファに人を送って、ペトロと呼ばれるシモンを招きなさい。
  6. その人は、皮なめし職人シモンと言う人の客になっている。家は海岸にある。」
  7. 天使がこう話して立ち去ると、コルネリウスは召し使い二人と、側近の部下で敬虔な兵士一人とを呼び、
  8. すべてを話してヤッファに遣わした。

(使徒言行録 10:1-8)

『聖書 聖書協会共同訳』より引用

「主のもとに隔てなし」

復活した主イエスは、弟子たちに、「あなたがたはほうぼうへ行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい」と命じました。「聖霊キリストの福音は、ユダヤ人だけではなく、地の果てまで、世界中のすべての民に宣べ伝えられなければならない。」それが、イエス・キリストの御心でした。

ローマ人の軍人であったコルネリウスは、割礼は受けていませんでしたが、ユダヤ人と同じように、唯一の神を信じ、家族ともども神を敬い、救いを神に求め続けていた人物でした。その救いのために神は彼にミッションを与えたのです。

神はコルネリウスに向かって「コルネリウス」と、名前を呼んで語りかけました。神は一人一人の名前を呼び、ミッションを与えるのです。それは、私たちに対してもそうです。私たち一人一人の名前を呼んで、会うべき人、行くべき所を示しています。もしかしたら、それは意識しなかったことだったかもしれません。私たちはそうやって救われたのです。だから、今、私たちはここにいられるのです。地上は神の恵みの計画の中で、覚えられ、捉えられ、救われてきたのです。

旧約聖書の時代以来、ユダヤ人たちは、自分たちは神さまに選ばれた民であるという強い自負を持っていました。そして、他の民族のことを「異邦人」と呼んで、交わりを避けていました。そのような異邦人に対する厚い隔ての壁。ユダヤ人にとっては、このイエスの言葉は理解し難いことでした。そこで、ユダヤ人と同じ考えをもっていた、コルネリウスに白羽の矢が立ったのでした。

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